女の子をデートに誘う時に気をつけるべき8800個のこと
自分は大学3.4年生の時、ひたすら女の子をデートに誘っていた。多分30人くらいの女の子とデートしたと思う。
その頃はサークルも引退して暇だったし、今まで男子校にいて女の子と2人で遊ぶ経験なんてほとんどなかったから、とにかく経験を積もうと頑張っていた。
もちろん「女の子と付き合いたい」という気持ちもあったけど、それ以上に「経験を積んで、来たるべき日に備えレベルを上げておきたい」という思いが強かった。
女の子をデートに誘ったことなんてなかったから、最初はとても苦労した。
Googleで「デート 誘い方」で2億回は検索した。
迷走しすぎて「モテる技術」という500ページくらいある、超分厚い本も買った。2ページしか読んでないけど。
その頃自分は完全なピュアボーイだったので、ネットに書いてあるどんなしょうもないことも、素直に鵜呑みして実践していた。
いま思うと笑っちゃうくらいどうでもいいのだが、その頃は本気で信じていた。
例えばこんなこと。
・デートに誘う時は、「~しない?」ではなく、「~しよ!」で誘う。「~しない?」だと語尾が否定語であるため、断られやすいから。
・語尾に「~」を使ってはいけない。なよなよしてるように見えるから。(「ご飯いこ~」ではなく「ご飯いこ!」)
・文中でも会話中でも、なるべく相手の名前を呼び、意識させる。
・一回目のデートは「ランチ」にすべき。いやらしさもないし、すぐに解散できる。
・「〇日あいてる?」と日程を先にきいてしまうと断られやすいのでダメ、絶対。
・あえて「デートしよ!」と誘うことで、強烈に意識させる。(だが失敗した時の代償はでかい)
・「小さな頼み事」をすることで、相手を意識させることが出来る。(「本貸して」など。自分のために時間を使ってくれることになるので、脳が勘違いして自分のことが好きだと錯覚させられる。らしい。)
・まず「ディズニーいこ!」みたいな絶対断られることをいう。その後「じゃあカフェいこ!」と誘うことで、「何回も断るの悪いな。。」と思わせ、OKしてもらう(やり口がキモすぎて実践したとなし)
・当日にいきなり「ドライブ行こ!」と誘うことで、「この人といると、予想外のイベントが起きて楽しそう!」と思ってもらえる。
・デートで奢った後は、自分からLINEを送らない。相手から御礼のLINEが来るのを待つ。そうすることで自分が有利に物事を進められる。
などなど、、、
自分が最終的にたどり着いたのは、以下の方法だ。デートの誘い方に困っている男子は、是非参考にしてほしい。
①自分が誘いたいと思っている「店」や「場所」、「イベント」のURLを送る。
(それまでの会話で、相手は何に興味があるのかを聞き出しておくこと)
②「〇〇(相手の名前)、ここいこ!」と送る。
③日程はその後決める。
ちなみにデートに行った後は、友達や先輩と一緒に反省会を行う。
覚えているのが、お会計の時女性にトイレに行ってもらっている間に奢り、その後自販機で女性に奢ってもらう、という超スマートなことをした。
こうすることで「奢ってやった」といういやらしさが消え、純粋に「いい人なんだな」という気持ちが女の子に残るというテクニックなのだが、これを反省会で報告したところ、
「それはいいことをしたな!」とbacknumberが好きな先輩に褒められた。
その先輩は付き合っていない女の子の処女を奪っておいて、その後一瞬でその子への興味をなくす狂人なのだが、デートのテクニックは一流だ。褒められてとても嬉しかった。
男子の何気ない行動にも、実は一つ一つ意味があるのです。女の子からみて「は?きも」と思う行動も、実は何も考えていない訳ではなくて、色んなことを考えすぎてよく分からなくなって、してしまっただけかもしれません。もう少しモテない男子に優しくしてくれると、僕はとても嬉しいです。